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訪問看護師は介護保険なの?それとも医療保険なの?
訪問看護師は介護保険で利用するのか?それとも医療保険で利用するものなのでしょうか?答えを先に言うと両方ともで利用することができます。ただ、きちんとすみ分けはありますので、知識として知っておくことは重要です。
目次 [目次を隠す]
訪問看護師を介護保険で利用する場合はどんな時なの?
訪問看護師を介護保険で利用する場合というのは、どういった時なのでしょうか?この回答をする前に、医療保険の場合を説明したいと思います。
医療保険の場合というのは、簡単に説明するとかかりつけ医が必要と認めれば利用することができます。
つまり、かかりつけ医の指示書が訪問看護ステーションにいき、それから在宅訪問サービスを受けることになります。
では、ここから介護保険の説明に入りますね。介護保険を利用するケースというのは、一言で言うと要支援、要介護認定を受けた方が対象ということになります。
そして、ここからが重要です。あなたが訪問看護師として仕事をするのであれば、知っておかないといけないことです。
医療保険は利用者、もしくはその家族がかかりつけ医に相談するわけですが、介護保険はケアマネージャーに相談することになります。
そして、ケアマネージャーからかかりつけ医に依頼がいき、かかりつけ医から指示書が訪問看護ステーションにいきます。
つまり、訪問看護でケアマネージャーが関わるのは、介護保険適応の場合のみです。
医療保険の場合は医師と連携をとり、介護保険の場合はケアマネージャーと連携を取りながら、かかりつけ医とも連携をとる、という形になります。
では、実際にどちらの方が多いのかについて、次で説明したいと思います。
訪問看護師は介護保険の方が多くなっている?
訪問看護師は介護保険適応で仕事を行っているケースの方が多くなっています。
理由は明白で、高齢者が在宅訪問サービスを利用するとなると、大抵要介護認定を受けているためです。
まず、病気にかかっている状態で治っていないのであれば病院に入院です。そして、病気が治る、もしくは安定すると退院します。
退院して問題なく自立した生活が送れるのであれば良いですが、完全に治っていない状態、定期的な医療措置が必要な状態の場合が多く、その場合に施設に入るか、自宅で在宅訪問サービスを利用しながら対応していくかの選択を、家族は迫られます。
そして、施設に入所する場合でも在宅で対応する場合でも、自分で自分のことを全てできるわけではないため、要支援、もしくは要介護認定になります。
よって、介護保険適応での在宅訪問サービスとなるのです。
この流れがあるので、訪問看護ではケアマネージャーが作成したプランに則ってケアを行い、随時ケアマネージャーと連携を取っていくことになります。
もし、医療の延長での訪問看護であれば、ケアマネージャーの介入はありませんから。
訪問看護師は介護保険と医療保険によってどういった違いがあるの?
訪問看護師は介護保険と医療保険、どちらが適応されているかで、大きな違いはあるのでしょうか?
その前に、あなたは医療保険適応の訪問看護はどういったものか分かりますか?最も多いのは、終末期、いわゆる緩和ケアですね。
これで、介護保険と医療保険の違いはなんとなく分かるのではないでしょうか?
医療保険の方が、生命の危険が高い状態にある利用者に対して対応するため、例えば夜間の緊急呼び出しの対応などもあり、仕事自体大変です。
その分、給料が高い傾向にはありますが、あなた自身がどういった訪問看護をイメージしているか、そしてそのイメージに一致しているのは医療保険分野なのか、それとも介護保険分野なのかによって、選択することが大切です。
介護保険か医療保険かという部分に関しては、なかなか訪問看護ステーションのホームページを見ても分かりにくいところがあります。
ただ、1つの目安としては、緩和ケアや看取りについて多く書かれているホームページであれば、その訪問看護ステーションは医療保険の可能性が高いです。
そして、ケアマネージャーとの連携が書かれているホームページであれば、介護保険の可能性が高いですね。
もちろん、両方行っているところも多いのですが、どういった利用者の受け入れが多いかは、その事業所によって特色があります。
転職する際には、看護師転職支援サイトを活用することで、事前にどういった利用者の受け入れが多いかを把握した上で、求人応募を検討すると良いですね。
執筆者情報
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